手紙の返事 第3話
少女の自宅、母親に諭された翌日である
今いいかな?
うん?
今日、おばさん達がたくさん来るから、来たら挨拶なさいね
うん、わかった
いいわね?
はい …?
母親たちの会合は数時間に渡った、そして、
三々五々帰って行った
所変わって少年の自宅、少年の母親が帰ってきた
ちょっと来て~
ん、なに?
お使い行ってきてくれる?頼まれものなの
ん、わかった
いい、ちゃんと挨拶なさいね
は~い
自転車で10分も走ると、果たして少女の家に辿り着いた
こんにちは、
母に言付かって来ました
あら、こんにちは、上がって、上がって
《部屋に通す》
それじゃ、ここで待っててね
はい
あ、来てたんだ
よう、お邪魔してます
《中略》
おまたせ~
それじゃ、これお願いね
はい、わかりました
お母さんによろしくね~
はい
少年はなんとなくそわそわして帰って行ったのだ
パソコンに少女へメールが届いたのは次の日であった
続く