小説風のもの、海外コラム、ゲームなど

色々なものを書いてみました

手紙の返事 アイドル編 4

f:id:coolmints77:20200227125542j:plain


そういえば、さっき騒いでいたけど、
なんて言っていたんだろ
珍しい名字とかって

まさか…!!

えっ

記憶が甦った途端に、少女は廊下で叫んでしまった

何?何があったの?
ううん、何でも無い

足早に通り過ぎることにし、その場はいなくなることにした

 ~~~~~~~~~~
練習が終わって

ねえ、さっき何があったの?急にびっくりして
ううん、何でも無いの
そう、ね、さっきの手紙だけどね、この名字って分かる?

多分… こう読むと思う
ふうん、…ひょっとして、知り合いか何か?
え、どうして!?
念のため、見てみてよ

 …違う人みたい
えっ、違うの?
うん
何で?
あたし、ここの市に知り合いいないし
えっ、そうなの?
うん

それもその筈、少年は塾の帰りに市外のポストに
投函していったのだ、フェイントをかけたのだ

 だが、どうやらそれは裏目に出てしまったようである

その時は、これで済んだかに見えた